【保存版】テーメーカフェの遊び方 バンコク夜遊び初心者が知るべき基礎知識とは

バンコクの夜遊びにおいて、テーメーカフェはゴーゴーバーやタニヤのカラオケと並び、定番となって久しい。「援助交際カフェ」あるいは「出会い系喫茶」などと呼ばれるテーメーカフェははたしてどのようなものなのか。ここではそのシステム、実態、歴史などさまざまな面から紹介していきたい。

テーメーカフェとは何か?

テーメーカフェとは、いわゆる「援助交際カフェ」で、バンコクのスクンビット通り沿い、ソイ13とソイ15の間くらいにある。

【地図】

テーメー カフェ

 

営業時間:20時〜2時(まれに3時頃まで営業していることも)

店内には女の子が立っており、彼女らと話して気が合えば連れ出すことができる。もちろんお金は必要である。相場はショート(1時間程度)が2000バーツだったが最近は綺麗どころは2500バーツと提示してくるケースが多くなった。

テーメーカフェの歴史

1980年頃に開業したと言われており、現在の場所に移転したのは1990年代半ばごろのようだ。

開業当初は欧米人向けの遊び場であったが、2000年代に入ったあたりから徐々に日本人の間でも注目を集め、「G−DIARY」のような雑誌でも話題になりはじめたように思う。この頃から日本人好みの色白、痩せ型の女の子が爆発的に多くなる。

バンコクにはもともと「コーヒーショップ」、実質的には援助交際カフェというジャンルが伝統的にあって、たとえばサイアムホテルやグレースホテルの中にもコーヒーショップがある(あった?)が、現在は援助交際カフェではテーメーカフェの一強状態となっている。

日本人に注目され始めた当時は、ゴーゴーバーやカラオケ屋で働く「プロの女の子」にはない素人臭さがウケていた。

どの辺が「素人臭い」のかというと、女の子はお店にいるわけではないので、いくら金を積まれても嫌な相手の誘いには応じない、また連れ出しの金額も交渉次第、女の子の気分次第なのだ。その代わり、ゴーゴーバーのようにドリンクを度々せがまれることもない。

このユルい雰囲気が独特の居心地の良さを生み出し、2005年頃にはすでにテーメーカフェは日本人だらけという状態になっていた。

店内はどんな感じ?

怪しげな階段を下って入口のドアを開けると、すぐ左手側にバーカウンターがあり、入店する際には必ず何かドリンクをオーダーしなければならない。

テーメーカフェの入り口

だいたいどのドリンクもアルコールは100B前後でソフトドリンクは60バーツ。シンハービールが100Bだった気がする。ハイネケンなどの輸入物は少し高い。

入口側から見て左側は4人が座れるボックス席、中央にS字のカウンター席、右手前にはソファ席があり、右側の壁沿いにはボックス席とカウンター席がある。奥の方にはテーブル席がある。


この画像は入り口から見て右奥から入り口方面を撮影した画像である。

女の子は主に左側のボックス席沿いと右側の壁沿いに並んでいて、男と話すときだけ椅子に座ることができる。

テーメー嬢の中では、店内に縄張りがあるようで、何度か来てみると同じ子が同じ位置にポジションを取っている光景を何度も目にするだろう。

左側の入口近くにいる女の子はベテラン・常連が多いが、美人も多い。そこから奥へ行くに従って新顔が増えていく。右側にいる子はハッキリ言ってブスかババアが多いが、ごくたまに美人もいる。

男は店に入ると、左側に立っている女の子を舐め回すようにガン見し、時計回りに店内を一周するのが常である。ガン見すると微笑みとともに日本語で話しかけてくる子もいれば、目を合わせてこない子もいて、さまざまである。

また、S字のカウンターでビールをチビチビ飲んでいると、立っている子が微笑みかけてきたり、ちょっかいを出してくることもある。

店内左奥には上階のルアムチットホテルのロビーと通じる出口があり、女の子とショートの交渉がまとまったらたいていはこのホテルを使う。ホテルのロビーから行ける裏口にはトイレがあるが、チップ5バーツを払わないといけないので要注意。ちなみにこのトイレ、20バーツで使い放題の交渉をすることも可能である。

喫煙所は店内にはない。入口の階段手前に灰皿が置かれているので、いちいち外まで出なければならない。店内で買ったドリンクを持っていれば、再入場したときに再度ドリンクを購入する必要はない。

テーメーカフェ店内の様子を撮影した動画

ちなみにこの動画では1分30秒あたりからテーメーカフェ内部の様子が伺える。おそらく最近のものなのだろうが、数年前と比べ明らかに欧米人が増えている。しかし、女の子は日本人好みなメイクの子が多いことがわかる。厳しめ水準でジャッジしても10人に1人くらいは、「まあかわいいかな」という子がいると感じるはずだ。

本当に美人な子はひっきりなしに客がつくので、店内にいないことのほうが多い。日本人好みの美人はあっという間に連れて行かれるので、チャンスが来たら早めに動こう。

こうした「客付き」が可視化されたことの意味は大きい。美人にはひっきりなしに男が群がるが、ブスは見向きもされないという世の中の残酷なまでの真理を目の当たりにできるのだ。

テーメーカフェにいるのはどんな女の子なのか?

先ほど、テーメーカフェの女の子は「素人臭い」と書いたが、当然のことながら本物の素人は少ない。

多くは元ゴーゴー嬢や元タニヤ嬢である。日本語や英語を流暢に操る子は元プロである確率が高い。店舗に所属するのがダルくなり、フリーランスに転身した子や、昼の仕事に戻ったが小遣い欲しさに来てみたという子が多い。

また夜の12時を過ぎるとタニヤやゴーゴーの仕事を終えてきた現役の嬢がもう一稼ぎするために現れたりする。

2000年代なかばまでは「テーメーカフェの女の子は素人」と信じていた層もいた。これはひとえに「プロとの割り切った関係で満足している人間よりも素人と恋愛をしている俺のほうが格上である」というマウンティングをしたい一部のタイ愛好者が「テーメーの女の子は素人であって欲しい」と強く願ったからにほかならない。

しかし、一般の女子大生やOLならともかく、援助交際カフェに自ら赴くような女の子を「素人」と呼べるはずがないのは、少々の脳味噌があればわかりそうなものだ。タイにハマると正常な判断力をも失ってしまうのである。

2000年代後半になって2ch「危ない海外」板などでテーメー嬢の情報や素性が共有されるようになると、「テーメーの女の子は素人もいる」などと寝言を言う人間はいなくなった。むしろ、店舗に所属するのがダルくなったような規律のない女の子なので、プロの嬢よりもタチが悪い(病気の可能性も高い)。いまやお手軽な風俗として割り切って利用している者が大半である。

が、矛盾するようだが、ごくごくたまに業界未経験で男性経験も乏しい女の子がいることもある。店に所属するほどの本気度はないが、遊ぶお金欲しさに友達と一緒に来てしまったようなウブな子だ。

その手のタイプの子は店内の端っこや、一緒に来た友達の陰で照れながら立っているので非常にわかりやすい。男から性的な視線でガン見されることに慣れていないのだろう。

長くテーメーカフェに通っていると、本当にごくたまにデビュー直後の女の子に出会うことはある。ビッチを体現したようなスレた女の子だらけのテーメーカフェにあって、そのようなレアキャラに出会うと思わず興奮してしまう気持ちはわからないでもない。筆者も一度だけ遭遇し、興奮のあまり「地球に生まれて良かったー!」と織田裕二ばりのシャウトを店内に鳴り響かせてしまったこともある。

「テーメーカフェの女の子は素人」説は、幸運にも筆者のような体験をした者が、興奮のあまり話を盛って流布した一面もあるのではと思う。その気持ちは痛いほどわかるが、残念ながらほとんどがプロである(笑)。

 

テーメーカフェで英語は通じる?

テーメーカフェでは一部の子が日本語を話せるが、日本人顧客との関係を通じて学んだ独学の場合が多く、基本的には適当である。そのためメインは英語での会話になるだろう。

英語も怪しい子もいるが、最低でも金額交渉は可能なレベルは保たれている。タイ語が話せる人は問題なく交渉できるだろうが、タイ語が話せる=タイ歴が長い事情通と彼女らにジャッジされるため、人気がない。人気があるのは、タイに初めて来た気が弱そうで、言いなりの金額を払ってくれて、セックスがすぐ終わりそうで、それでいて清潔感のある日本人である(笑)。

また、日本語を操るテーメー嬢には、ワンさんという有名な女性がいる。彼女は元タニヤ嬢なのか、詳細は不明なもののそれなりに流暢な日本語を話すのだが、お世辞にも美人とは言えず、さらに年齢も40代か、もしかしたらもっと上かもしれない。

つまるところ、日本語が話せる以外に特筆すべき点はないのだが、不思議とそれなりに客がついている光景を数年前までは目にしたものだ。その理由は、日本語で交渉できる安心感からか、テーメー初心者が話しかけられ、応じているうちに断りづらくなってしまって連れ出してしまう……といったところだろう。

当サイトとしては、そのような「弱気」を捨て去ることを強く推奨する。英語ですべての交渉をやりきる覚悟を持てば、日本語が話せるというだけのブスやババアに引っかかることもないし、冷静に顔とスタイル、性格などを吟味しながら選択できる。

旅行で訪れている場合、時間の制限もあるので、少しでも違うなと思ったら断る勇気を持とう。テーメー嬢は断られることには慣れているので、気兼ねする必要はない。

 

女の子との金額交渉と相場

日本語が通じる子もいるが、基本的には英語で交渉となるだろう。

大抵の場合、女の子の方からショート2000バーツなどと言ってくるはずである。

相場は2010年代前半まではショート2000バーツ、ロング(朝まで)4000〜5000バーツだったが、現在は綺麗どころはショート2500バーツと提示されるケースが多いようだ。

2500バーツだと日本円にして約6500円から8000円程度。円安に加え、タイ人の所得が上がっていることもあり、相場は上昇傾向で、割安感はなくなりつつある。

相場の話でよく聞くのが、在タイ者たちの「俺は1500バーツまで値切った」といった、交渉上手自慢だ。タイ生活が長い人間によるタイ歴の浅い人間へのマウンティングの一種である。「俺は1500バーツまで値切った」という言葉の裏には、「俺はタイを知り尽くしているから、女の言いなりになって割高な料金を払うなどということは絶対にしない。2000バーツも払ってるキミはボラれてるんだよ」という優越意識が見え隠れする。

バックパッカーの間でもこのような「値切った自慢」はよくあることだが、テーメーカフェのような場所までわざわざ来て、ハードな値切り行為をするのもどうかと思う。

テーメーカフェで遊んでいれば、女の子と連絡先を交換しあい、暇な時にいつでも呼び出せる関係になれるものだが、あまりハードに値切られたら女の子も萎えるだろう。最悪、女の子側から拒否されることもありうる。

1500バーツまで値切ってもサービスの質が落ちないのはブスとババアのみ、美人は2000バーツなら即決、2500バーツと言われたら遊び半分で「あれっ?この間は2000バーツじゃなかった?」とジャブを放つ程度にとどめておいたほうが無難である。

テーメーカフェで交渉成立後はホテルへ

ルアムチットホテル

交渉が成立したらホテルに直行するパターンがもっとも多い。その際、テーメーカフェと同じビルにあるルアムチットホテルを利用するのがもっとも手っ取り早いだろう。料金はショート500バーツである。

自分が宿泊しているホテルへ連れて行くのもアリだが、早い時間帯の場合、女の子はコトが終わったらまたテーメーカフェへと戻ってもうひと稼ぎしたがるので、近所のホテルを指定してくることもある。

ルアムチットホテルが満室の場合でも、テーメー嬢は近隣のホテルについて、それなりに知識があるので、ガイドしてもらえば問題ないだろう。

遅い時間帯の場合は、ホテルへ行く前に軽く食事をしてもいいだろう。会話を通して意気投合すれば、心象も良くなりサービスも良くなるものである。

また、コトが終われば女の子にタクシー代として100〜200バーツ程度を渡してやるのもマナーである。特に、離れた自分のホテルへ連れ込んだ場合は渡した方がいいだろう。